【頚椎症の方必見】首の痛み・しびれを悪化させない枕の選び方と使い方 | 豊橋市 大手口コミサイト上位のふたば接骨院

【頚椎症の方必見】首の痛み・しびれを悪化させない枕の選び方と使い方

2025/07/28 | カテゴリー:トピックス

【保存版】頚椎症に合う枕とは?首の痛み・しびれを悪化させない選び方と使い方


頚椎症とは?枕と首の深い関係性を理解しよう

頚椎症のメカニズム

頚椎症とは、首の骨(頚椎)や椎間板、靱帯などの加齢変性により、神経根または脊髄が圧迫されて痛みやしびれが起こる状態です。
とくに40歳以降で発症しやすく、デスクワーク・スマホの使用・姿勢不良が影響するケースが増えています。


枕が頚椎症の症状に与える影響とは?

枕は「首を支える道具」であり、正しく合っていないと以下のような悪影響があります:

  • 首の過伸展や屈曲が起こり、神経への圧迫が悪化

  • 頭と首の角度が合わず、寝起きのしびれ・痛み

  • 寝返りが打ちづらく、血流やリンパの循環が低下

つまり、「どんな枕を使うか」は頚椎症において非常に重要なポイントです。


頚椎症の方にとって「良い枕」の3大条件

① 頚椎の自然なカーブ(前弯)を支える構造

健康な頚椎には、なだらかな前弯カーブがあります。このカーブを支えるには、首と後頭部の間に適度な高さとフィット感が必要です。
枕が高すぎると首が曲がり、低すぎると頭が落ち込んでしまいます。


② 寝返りがしやすい横幅と弾力

人は一晩に20回以上寝返りを打つと言われています。寝返りには以下の役割があります:

  • 血流の促進

  • 関節の圧迫緩和

  • 体温調節

このため、**ある程度の横幅と反発力のある素材(低反発すぎない)**を選ぶことが大切です。


③ 自分の体型・寝姿勢に合っている

仰向け・横向き・うつ伏せなど、睡眠時の姿勢によって最適な枕の高さや形は異なります。
また、体格(肩幅や首の長さ)によっても最適な支点が変わるため、自分に合った高さ調整ができるタイプが理想です。


頚椎症を悪化させる「合わない枕」の特徴とは?

高すぎる枕

高すぎる枕を使うと、首が常に前に倒れた状態(屈曲)になります。これは、ストレートネックの悪化や頚椎症の進行を招く原因となります。
また、呼吸が浅くなり、睡眠の質が下がることもあります。


低すぎる枕

枕が低すぎると、後頭部が沈み込み、頚椎が過伸展されてしまいます。これにより、神経の通り道が圧迫され、朝起きた時に手がしびれる、肩がこる、首が動かしにくいといった症状が出やすくなります。


柔らかすぎる素材

極端に柔らかい枕は、頭が沈み込みやすく、首の支持が不安定になります。
また、寝返りを打ちにくくなるため、長時間同じ姿勢で圧迫され、筋肉や神経にストレスがかかる可能性があります。


頚椎症の方におすすめの枕の種類と特徴

オーダーメイド枕

体格・寝姿勢・頚椎の状態に合わせて調整できるため、もっとも効果的な選択肢。
価格は高めですが、長期間の使用を考えればコストパフォーマンスは高いです。


高さ調整可能な枕

最近は、高さを3〜5段階で調整できる枕も増えており、自分の好みや症状に応じて使い分けができます。
頚椎症に悩む方には、**「首部分が少し高め+後頭部がやや沈む構造」**がフィットしやすい傾向があります。


ウェーブ型(首の湾曲を支える構造)

首元が高く、後頭部が低い波型形状の枕は、頚椎の自然な前弯カーブを保つことに役立ちます。
特に仰向け寝の方に向いており、ストレートネックにも対応できます。


枕の見直しだけで改善したケースも

接骨院の現場では、施術に加えて「枕の見直し」を行っただけで、朝のしびれや痛みが軽減したケースが数多くあります。

たとえば:

  • 仰向けで首が痛かった人 → 枕の首部分にタオルを追加

  • しびれが出る横向き寝 → 肩幅に合う高さに調整して解消

  • 寝返りがうまくできなかった → 反発性のある枕へ変更し、改善

このように、**枕の選び方は治療効果を高める「重要な補助療法」**と言えます。


枕だけでなくマットレスや寝姿勢もセットで見直す

ベッド・マットレスの硬さも重要

枕だけでなく、マットレスの硬さも頚椎症に影響を与えます。
柔らかすぎるマットレスでは背中や腰が沈み、首に余分な角度がつきやすくなるため、首への負担が大きくなります。

理想は、「適度な反発があり、寝返りしやすく、背骨のS字カーブが保たれるもの」です。


寝るときの姿勢は仰向けが基本

頚椎症の方に推奨される寝姿勢は「仰向け」です。
横向きで寝る場合は、肩と首の段差に合う高さ調整が重要です。うつ伏せ寝は、首を強くねじった状態が長く続くため推奨されません。


枕のメンテナンスと調整方法

毎月チェックして高さを再確認

枕は使ううちに中材がへたってきます。月1回は実際に寝た状態で、首と肩の角度・フィット感を確認することが推奨されます。


タオルやバスタオルで簡易調整

今使っている枕が合わないと感じる場合、まずはタオルで微調整する方法がおすすめです。

  • 首元に畳んだタオルを追加 → 首のサポート強化

  • 枕の上にバスタオルを敷く → 高さの微調整

  • 中央部分を凹ませる → 後頭部の落ち着き感UP

このような工夫で、買い替えなくても快適な枕に近づけることが可能です。


よくある質問(FAQ)|頚椎症と枕に関する疑問を解決

Q. 高反発と低反発、どちらが頚椎症に良いですか?

A. 一概には言えませんが、低反発すぎると寝返りが打ちづらくなり、首が固定されやすくなります。
ほどよい反発のある「高弾性ウレタン素材」などが推奨されます。


Q. 頚椎症で整形外科に通っていても、枕を見直すべき?

A. はい。治療効果を最大限に引き出すためにも、寝具の見直しは非常に重要です。医師のアドバイスをもとに、自分の症状に合う環境を整えましょう。


Q. 接骨院で枕の相談をしてもいい?

A. もちろん可能です。ふたば接骨院では、施術だけでなく、睡眠環境や日常生活のアドバイスまで行い、症状の根本改善と再発予防をサポートしています。


まとめ|頚椎症の症状を悪化させないために「枕の見直し」を

頚椎症で首や肩のしびれ・痛みに悩む方にとって、毎日使う枕の質と使い方は非常に大切です。

  • 頚椎のカーブを保てる構造か?

  • 寝返りしやすい設計になっているか?

  • 体格・寝姿勢に合っているか?

こうした条件を満たすことで、症状の悪化を防ぎ、快適な睡眠を実現することができます。

もし現在お使いの枕で「朝起きた時に痛い」「しびれがひどい」と感じているなら、今すぐ枕の見直しをおすすめします。

医学的視点から見る「頚椎症にとっての理想的な枕」とは?

神経圧迫は「首の角度」で変わる

頚椎症の多くは、椎間板の変性や骨棘(こつきょく:骨の突起)によって、神経根や脊髄が圧迫される状態です。
この圧迫の程度は、「起きている時の姿勢」だけでなく、「寝ている時の首の角度」にも大きく左右されます。

寝ている時間は1日約6~8時間。つまり、人生の1/3は枕の上で過ごすということになります。

この間ずっと首が不自然な角度にあれば、回復するどころか、慢性化・悪化する可能性が高いのです。


枕は「高さ」より「首の支え」が重要

一般的に“高さが合う枕”というと、「枕全体の厚み」を思い浮かべる方が多いですが、頚椎症においては「首(頸椎)部分の支え具合」がより重要です。

首元だけやや高く、後頭部は沈む構造にすることで、頚椎の前弯カーブをサポートでき、神経の通り道にゆとりが生まれます。


頚椎症の症状別にみる枕の選び方と寝方の工夫

手や指にしびれが出る人

しびれが出る方の多くは、「首が無意識に反ってしまう姿勢」になっています。
この場合は、首の下にタオルなどで高さを加えることで、神経の引き延ばしや圧迫を和らげることができます。


寝起きに首が固まって動かない人

枕の硬さが合っておらず、首の筋肉が一晩中緊張したままになっている可能性があります。
この場合は、**適度な反発と柔らかさを両立した素材(高反発ウレタンやファイバー系)**に変更することが効果的です。


夜中に寝返りで痛みで目が覚める人

寝返りがしにくい枕(沈みすぎ、幅が狭すぎるなど)を使っている可能性があります。
対策としては:

  • 幅60cm以上あるワイド枕に変更

  • 低反発すぎる素材は避ける

  • マットレスとの相性も再確認する


性別・体型・姿勢による「合う枕の違い」

女性と男性では「肩幅」に差がある

女性は男性よりも肩幅が狭く、仰向けで寝たときの首の角度がフラットになりやすいです。
そのため、枕が高すぎると首が前に倒れて圧迫を受けやすくなります。

逆に、男性は首から肩にかけての傾斜が強くなるため、**「首元にボリュームのある構造」や「調整パーツ付きの枕」**がフィットしやすくなります。


体重が重い方は「沈み込み」を考慮する必要がある

体重が重い方の場合、枕だけでなくマットレス側の沈み込みの影響も受けます。
マットレスが沈みすぎて頭部が低くなると、首が常に反った状態になり、頚椎症の症状が強まることがあります。

このような方には、「ベッド全体の見直し+反発力のある寝具」がおすすめです。


ストレートネック傾向のある方

ストレートネック(首の自然なカーブが失われている状態)の方は、普通の枕ではむしろ違和感を感じやすいです。

この場合は:

  • 首部分にくぼみのある「ウェーブ型」

  • 首と後頭部で素材の高さが違う「2ゾーン構造」

を選ぶことで、自然な頚椎の角度が維持されやすくなります。


接骨院だからこそできる「寝具アドバイス」の実例

ふたば接骨院での指導例

ふたば接骨院では、施術だけでなく枕やマットレス、寝姿勢のアドバイスも施術の一環として行っています。

以下は実際に院内で実践されているサポートの例です:

  • 患者様の首の可動域・筋緊張を評価し、「現状に合った高さの指導」

  • タオルを使った枕の高さ微調整の提案(院内で実演)

  • 自宅でできる「枕の合い具合セルフチェック表」の提供

  • 枕を変えた後の「再評価・調整フォロー」あり

このような取り組みにより、施術効果が持続しやすく、症状の再発リスクも下がるというメリットがあります。


枕は「消耗品」。長く使うほど注意が必要

枕の寿命は約2〜3年

どんなに高性能な枕でも、素材は徐々にへたり、支える力が低下していきます。
特にウレタン素材や綿素材は、使用年数が経つと高さが変わり、知らないうちに首へ負担をかけていることも。


定期的な見直しが「頚椎症予防」に直結

  • 3年以上使っている場合は買い替えを検討

  • 中材の偏りがあるなら交換または補填

  • 症状に変化があったときは高さを再チェック

これらを意識することで、頚椎症の進行を防ぎ、快適な睡眠を維持することができます。


まとめ|あなたの枕、今の首に本当に合っていますか?

頚椎症は、一度発症すると慢性化・再発しやすい症状です。
だからこそ、日々の睡眠環境、とりわけ枕の選び方・使い方が症状の軽減や予防に直結します。

  • 症状や姿勢に合わせて枕を選ぶ

  • 定期的に見直し、調整する

  • 接骨院など専門機関でのアドバイスを受ける

枕は単なる寝具ではなく、**あなたの「首の治療パートナー」**です。

毎晩の睡眠を、頚椎症の悪化を防ぐ“治療時間”に変えていきましょう。

 

 

 

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