寝違えが背中に?原因と治し方を徹底解説|豊橋 ふたば接骨院・鍼灸院
2025/08/14 | カテゴリー:トピックス
こんにちはふたば接骨院・鍼灸院です。
8月の厳しい暑さと冷房の効いた室内を行き来する生活は、背中や肩甲骨まわりの筋肉をこわばらせやすい環境です。
寝苦しさから同じ姿勢で眠ってしまったり、エアコンの冷気が背中を直接冷やしたりすると、翌朝「背中がズキッと痛む…」という寝違えに悩まされる方が増えます。
背中の寝違えは、首の寝違えと違って呼吸や上半身の動きにまで影響が出るため、放置すると日常生活に大きな支障をきたすことも。
この記事では、背中の寝違えの原因・早期回復のポイント・セルフケア方法・整骨院での施術内容まで詳しく解説します。
冷房と暑さが交錯する8月だからこそ、正しい知識で背中の痛みを早く改善し、快適な夏を過ごしましょう。
背中の寝違えとは?
首の寝違えとの違い
「寝違え」というと首の痛みをイメージする方が多いですが、背中や肩甲骨まわりに痛みが出るタイプの寝違えもあります。
背中の寝違えは、背筋・肩甲骨周辺・肋間筋などの筋肉や靭帯が、睡眠中の姿勢や負担により炎症・過緊張を起こした状態です。
首の寝違えは振り向き動作や上下の視線移動で痛みが出やすいのに対し、背中の寝違えは深呼吸や上半身のひねり、腕を上げる動作で痛みが強くなることが特徴です。
呼吸や姿勢保持に関わる筋肉が影響を受けるため、寝返り・着替え・荷物を持つ動作も困難になる場合があります。
背中に寝違えが起こる原因
背中は体幹を支えるために常に働いており、就寝中も完全に休むことはありません。
その状態で同じ姿勢が長時間続くと、一部の筋肉だけに負担が集中し、血流が滞って筋肉が硬直します。
この筋硬直が炎症を引き起こし、翌朝の痛みや可動制限につながります。
特に猫背姿勢の人や運動不足で背筋が弱っている人は、少しの負荷でも寝違えが起こりやすくなります。
また、前日にスポーツや重労働で背中に疲労が溜まっている場合、就寝中の筋肉回復が追いつかず、痛みとして現れることがあります。
症状の特徴と見分け方
背中の寝違えに多い症状は次の通りです。
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・背中の片側に鋭い痛みが集中
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・深呼吸・咳・くしゃみで痛みが増す
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・腕や肩の動きに連動して背中が突っ張る
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・動かなくても鈍い痛みや違和感が残る
これらは筋肉や関節の炎症が原因の場合が多いですが、痛みが数日続く・悪化する・しびれや発熱を伴う場合は、内臓疾患や神経障害など別の病気が隠れている可能性があります。
そのため、自己判断せず、症状の経過をよく観察することが大切です。
背中の寝違えの主な原因
睡眠中の姿勢や寝具の影響
背中の寝違えは、長時間同じ姿勢で眠ることによる筋肉や関節への負担が主な原因です。
特に以下のような寝姿勢はリスクが高まります。
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・横向きで腕を体の下に入れたまま寝る
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・うつ伏せで首を大きくひねったまま寝る
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・高すぎる枕や沈み込みが強いマットレスで寝る
これらの姿勢は肩甲骨や背骨の位置を不自然に固定し、背中の筋肉を持続的に引き伸ばすため、血流が阻害されます。
その結果、筋肉が酸素不足になり、硬直と炎症が起きやすくなります。
また、寝返りが少ない方はさらにリスクが高まります。寝返りは本来、筋肉や関節にかかる圧力を分散し、血流を保つための自然な動作ですが、この回数が減ると背中の寝違えを起こしやすくなります。
筋肉の疲労や冷え
日中に背中を酷使すると、就寝中に回復しきれず寝違えにつながります。
例として、
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・重い荷物を片方の肩で持ち続ける
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・長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背になる
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・スポーツ後にストレッチやクールダウンをせずに就寝
こうした習慣は背中の筋肉に疲労物質を溜め込み、硬くなった状態で眠るため、寝違えのリスクを高めます。
さらに、冷房の風が直接背中に当たる状態での睡眠は要注意です。
冷えによって筋肉が急激に収縮し、血流が低下すると、朝起きたときに痛みが強く出ることがあります。
特に8月は、室内外の温度差が大きく「冷え+筋緊張」の条件が揃いやすい時期です。
内臓や神経が関係するケース
背中の痛みが必ずしも筋肉由来とは限りません。
中には内臓疾患や神経障害が関与している場合があります。
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・左背部の強い痛み → 心臓疾患(狭心症や心筋梗塞など)の可能性
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・背中中央の痛みと胃の不調 → 胃炎・胃潰瘍・膵炎の可能性
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・呼吸や咳で痛みが増す → 肋間神経痛や肺疾患の可能性
このような場合は湿布やストレッチでは改善せず、むしろ症状が悪化する可能性があります。
しびれ、発熱、息苦しさ、吐き気などを伴うときは、迷わず医療機関で検査を受けましょう。
背中の寝違えを早く治す方法
痛みが出た直後の対処(冷却・安静)
背中に急な痛みが出た場合、まずは安静と冷却が基本です。
発症直後は炎症が起きている可能性が高いため、温めるよりも冷やすことで炎症の拡大を防ぎます。
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・保冷剤をタオルで包み、1回10〜15分を1日数回
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・痛みのある部分を動かさないように姿勢を保つ
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・無理なマッサージやストレッチは避ける
痛みが強い時期に動かすと炎症が悪化し、回復が遅れるため注意が必要です。
回復期の温熱ケアとストレッチ
発症から2〜3日が経ち、熱感や腫れが引いてきたら、温めて血流を促進します。
温熱ケアによって筋肉の柔軟性が戻りやすくなり、回復が加速します。
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・蒸しタオルを当てる
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・入浴で肩甲骨までしっかり温める
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・温感湿布を使う
温めた後は、痛みがない範囲で背中や肩甲骨を動かす軽いストレッチを取り入れましょう。
例:肩甲骨を寄せる運動、両手を頭の上で組んで上方向に伸びるストレッチ
悪化を防ぐ日常生活の注意点
回復期でも、再び痛みを悪化させる動きは避けましょう。
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・急な上半身のひねり
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・重い物を片手で持つ動作
- ・長時間同じ姿勢での作業
また、就寝時は背中に負担をかけないよう、枕やマットレスの高さ・硬さを調整し、寝返りが打ちやすい環境を整えることも大切です。
当院での背中の寝違え施術
原因を特定する丁寧な検査
背中の寝違えは、痛みの出ている場所だけを見ても原因が特定できない場合が多く、首や肩、腰の可動域や姿勢のゆがみなど全体的なチェックが必要です。
当院では、初回の施術前に次のような検査を行います。
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・痛みの出る動きや姿勢の確認
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・背中・肩甲骨・首・腰の可動域測定
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・触診による筋肉の硬さや炎症の状態チェック
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・生活習慣や仕事内容のヒアリング
これらをもとに、一人ひとり異なる痛みの原因を明確化し、その方に合った施術計画を立てます。
痛みの段階に合わせた施術内容
背中の寝違えは、症状の進行度によってアプローチを変えることが重要です。
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・急性期(発症〜2日)
炎症を悪化させないよう、患部への強い刺激は避けます。アイシングや低周波などの電気療法、周辺部位の軽い手技で血流を整えます。 -
・回復期(3日目以降)
固まった筋肉をやさしくほぐし、肩甲骨や背骨の動きを改善。呼吸が楽になるよう胸郭の可動域も広げていきます。 -
・予防期(痛み軽減後)
再発予防のために、背中・肩甲骨・体幹の柔軟性を高める運動療法や姿勢指導を行います。
特に背中の寝違えは、首や腰の動きと密接に関係しているため、全身のバランス調整を取り入れることで回復が早まり、再発防止にもつながります。
再発予防のための生活指導
施術後は、痛みを和らげるだけでなく、再び寝違えを起こさない生活習慣を作ることが大切です。
当院では、患者様の生活リズムや体質に合わせた具体的なアドバイスを行います。
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・枕やマットレスの選び方、寝姿勢の改善ポイント
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・デスクワークや運転時の背中への負担軽減法
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・自宅でできる1分間の肩甲骨・背中ストレッチ
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・冷房対策としての温熱ケアの取り入れ方
こうしたセルフケアを継続することで、痛みを繰り返さない背中のコンディション作りが可能になります。
背中の寝違えに関するよくある質問
湿布は冷感と温感どちらが良い?
痛みが出て48時間以内の急性期は、炎症を抑えるために冷感湿布が向いています。
熱感や腫れがなくなったら温感湿布に切り替え、血流を促して回復を早めましょう。
ただし、どちらを使うか迷う場合は、症状や時期を確認できる整骨院や薬剤師に相談してください。
痛みが強くても動かしていい?
痛みが強い急性期は無理に動かさず、安静を保つことが大切です。
炎症が引く前にストレッチや運動を行うと、筋繊維を傷めて回復が遅れたり、症状が悪化する可能性があります。
回復期に入ってから、少しずつ動きを取り戻すようにしましょう。
何日くらいで治る?
軽い背中の寝違えであれば3〜5日程度で改善することが多いですが、筋肉の損傷や姿勢の乱れが強い場合は1〜2週間以上かかることもあります。
同じ部位を繰り返し痛める場合は、根本的な原因を特定して施術することが必要です。
マッサージしても大丈夫?
急性期に強いマッサージを行うと、炎症が悪化して痛みが長引くことがあります。
回復期に入ってから、軽いほぐしやストレッチを行うのは有効ですが、自己流で強く揉むのは避けるべきです。
病院と整骨院はどちらに行くべき?
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・整骨院:筋肉や関節のバランス改善、再発予防を目的とした施術
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・病院(整形外科):骨折や内臓疾患などの疑いがある場合、画像検査や薬の処方
痛みの原因がはっきりしない場合や、呼吸困難・発熱・しびれなどがある場合は、まず病院で検査を受け、その後必要に応じて整骨院を利用する流れが安心です。
背中の痛みでお困りなら、当院へご相談ください
背中の寝違えは、首や肩の寝違えと比べて日常生活への影響が大きく、呼吸やちょっとした動きでも痛みが走ることがあります。
軽い症状であれば数日で回復することもありますが、痛みが強い・長引く・繰り返す場合は、筋肉や関節の深部に原因がある可能性が高いです。
当院では、
-
・詳細な検査で原因を見極める
-
・急性期でも安心して受けられるソフトな施術
-
・回復期から再発予防までの一貫したサポート
を行い、その場しのぎではない根本改善を目指します。
「湿布や市販薬を使ってもよくならない」「背中の痛みが癖になっている」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。
早めのケアが回復を早め、再発のリスクを減らします。
お電話やメールでのお問い合わせも随時承っております。
背中の痛みでお困りなら、迷わず当院へ。
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