【肩こり ツボ 手】専門家が教える!自宅でできる即効ケア7選
2025/10/17 | カテゴリー:トピックス
【肩こり ツボ 手】道具いらず!自宅でできる簡単セルフケア
手にあるツボが肩こりに効く理由とは?
「肩こりなのに、なぜ手のツボ?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、東洋医学では手にあるツボ(経穴)が肩や首の筋肉・神経とつながっていると考えられています。
私たちの体には「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの流れ道があり、ツボはその通り道に位置している重要なポイントです。
特に手は、肺経・大腸経・心包経・三焦経など、肩や首に関係する経絡が多く通っている部位。これらのツボを刺激することで、肩こりの原因となる「血流の滞り」「筋肉の緊張」「自律神経の乱れ」にアプローチできるのです。
つまり、手のツボは肩こりのリモコンのような存在。自分で簡単に押せて、体全体に効果を届けることができる、非常に優れたセルフケア手段なのです。
肩こりと関係の深い「経絡」とは?
経絡とは、東洋医学で考えられている気(エネルギー)や血の流れる通路のことです。肩や首に通じる経絡には、以下のようなものがあります:
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大腸経(手の合谷を通る)…肩や首の外側の筋肉と関係
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三焦経(後渓や外関)…肩甲骨まわり、耳や目の疲れにも影響
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心包経(労宮)…ストレスや精神的緊張に関与
肩こりは単なる筋肉のこわばりだけでなく、気・血の流れが滞ることで起こる不調とされます。手のツボは、それらの経絡上に存在しており、正しく刺激することで肩こりの症状に間接的に作用するのです。
手のツボ押しで期待できる3つの効果
手のツボを押すことで得られる効果には、以下のようなものがあります。
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血流改善
ツボを押すことで反射的に筋肉がゆるみ、血管が拡張。肩周辺の血流がよくなり、酸素や栄養が届きやすくなります。 -
筋肉の緊張緩和
特定のツボは、肩や首に対応する筋肉の緊張を緩める作用があります。これにより、「重だるさ」や「詰まり感」の緩和が期待できます。 -
自律神経の調整
ストレスによる肩こりには、リラックス作用のあるツボが有効。副交感神経を優位にすることで、肩が軽くなる・眠りやすくなるといった全身への効果も得られます。
肩こり解消に効果的な手のツボ7選
合谷(ごうこく)|肩・首こり・頭痛に万能なツボ
合谷は、人差し指と親指の骨が交わるくぼみにあるツボです。肩こりだけでなく、頭痛・歯痛・ストレスなどにも効果があり、非常に有名な万能ツボです。
【押し方のコツ】
反対の親指でゆっくり押し込むように圧を加え、5〜10秒間キープ。これを左右交互に3セットほど繰り返しましょう。
痛気持ちいいと感じる強さで行うのがポイントです。
労宮(ろうきゅう)|自律神経の乱れやストレス緩和に
手のひらの中央、軽く握った時に中指が当たる部分にあるのが労宮です。
ここを押すことで精神的な緊張をやわらげ、肩こりの一因となる自律神経の乱れを整える効果が期待できます。
【こんな人におすすめ】
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ストレスやイライラで肩がこる
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睡眠の質が悪くて体がガチガチになる
ツボ押しとあわせて深呼吸をしながらゆっくり押すと、リラックス効果が倍増します。
神門(しんもん)|リラックス・不眠にも効果的
神門は、手首の小指側、骨のくぼみにあるツボです。
このツボは心を静める効果があるとされ、自律神経のバランスを整える働きがあることから、不安感・緊張・不眠による肩こりに特に有効です。
【押し方】
手首を軽く曲げ、小指側の骨の内側を指先でゆっくりと押し込むように刺激します。就寝前のリラックスタイムに取り入れると、肩の力が抜けて眠りやすくなる人も多いです。
後渓(こうけい)|肩甲骨のこり・猫背タイプにおすすめ
後渓は、小指側の手のひらの側面にあるツボで、骨の出っ張りの下あたりに位置します。肩甲骨の動きを改善し、背中のこりにもアプローチできるツボです。
【おすすめの人】
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猫背姿勢が原因で肩こりがつらい
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肩甲骨まわりが固まって動きにくい
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背中が張っていて肩が前に出ている
スマホ姿勢やデスクワークによって肩が巻いている方に特に効果的です。
外関(がいかん)|肩や腕のだるさ・重さにアプローチ
外関は、手首の外側、肘方向に指3本分ほどのところにあるツボです。肩だけでなく、腕の疲れやだるさ・手の冷えにも効果があるとされます。
【押し方】
反対の親指で、骨の外側をなぞるように軽く押していきます。
筋肉をほぐすように円を描くようにマッサージするのもおすすめです。
陽池(ようち)|血行促進と手の冷え対策に
陽池は、手の甲側の手首中央あたりにあるツボです。血行を促進する作用があり、肩こりの予防・冷え・むくみにも効果的です。
【ポイント】
体が冷えていると筋肉も硬くなりやすく、肩こりの原因になります。
このツボを押すことで全身の血流が良くなり、肩〜腕にかけての緊張が緩和されやすくなります。
肩井(けんせい)※補足:肩のツボだが手で押せる
肩井は本来肩の上にある有名なツボですが、手で自分で押せる位置にある数少ない肩の直接的なツボでもあります。
首と肩のちょうど中間で、押すとズーンと響くような感覚がある場所です。
【押し方】
反対の手で指を肩に置き、体を斜めに傾けながら押すとしっかり刺激できます。
肩こりがつらいときは、このツボを手で押すだけでも即効性があるので、ぜひ覚えておきましょう。
手のツボ押しを効果的に行うコツと注意点
押す強さと時間の目安|やりすぎNG?
ツボ押しは「強く押せば効く」というわけではありません。痛気持ちいい程度がベストで、無理な強さは逆効果です。
【目安】
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1箇所につき 5〜10秒ほどキープ × 3セット
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1日に2〜3回が適切な頻度
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体調が悪いときや食後すぐは避ける
特に、合谷や神門のように刺激が強いツボは、やりすぎると疲れや眠気が出ることもあるので、注意が必要です。
効果が出やすいタイミングとシチュエーション
以下のようなタイミングでツボ押しを行うと、肩こり緩和効果が高まりやすくなります。
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お風呂上がり(血行がよくなっている)
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就寝前(リラックスして自律神経が整いやすい)
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仕事の合間の気分転換時
スマホやパソコン作業の合間に、1分程度ツボ押しを取り入れるだけでも、肩の軽さが違ってくるはずです。
ツボ押しの前後にやっておきたいケア
ツボ押しの効果をさらに高めるためには、前後の体の状態にも気を配りましょう。
【おすすめのプラスケア】
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温タオルやカイロで首・肩・手を温める
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深呼吸をゆっくり行う(副交感神経を優位に)
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軽く腕や肩を回して、筋肉をゆるめておく
特に手が冷えていると刺激が届きにくいため、手を温めてから行うとツボ押しの効果が格段にアップします。
手のツボと組み合わせたい!肩こり解消ストレッチ
ツボ押し後の肩回しエクササイズ
手のツボ押しで肩周りの血流が良くなった後に、軽い運動を加えることで効果が倍増します。
特におすすめなのが「肩回しエクササイズ」です。
【やり方】
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両肩に指を置く
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肘で大きな円を描くように10回まわす(前後)
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呼吸を止めず、ゆっくり動かすのがコツ
この運動で肩甲骨の可動域が広がり、手のツボからの刺激が肩全体に伝わりやすくなります。
肩甲骨はがしストレッチで効果倍増
肩こりの根本改善には、肩甲骨周囲の筋肉をしっかり動かすことが重要です。
ツボ押しとセットで取り入れることで、より深い筋肉の緊張を取り除けます。
【ストレッチ例】
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両手を腰に当てて、肩甲骨をギュッと背中で寄せる
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10秒キープ × 3セット
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姿勢を崩さず、胸を開くように行うのがポイント
「肩が前に出る」「丸まる癖がある」方には特におすすめです。
首の横伸ばし&胸開きで血流アップ
肩こりの多くは、首の筋肉や胸筋のこわばりと関係しています。
手のツボ押しと並行して首や胸のストレッチを行うことで、血流改善・姿勢改善にもつながります。
【簡単ストレッチ】
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首をゆっくり横に倒す(反対の肩を下げる意識)
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両手を背中で組んで胸を張る
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吸って吐いての深呼吸を3回繰り返す
リラックスしながらストレッチを行うと、ツボ刺激の効果をより感じやすくなります。
セルフケアだけじゃない!当院で行う肩こり改善の本格施術
ツボの専門家による正確な経絡アプローチ
手のツボ押しはとても効果的ですが、深部の筋肉や全身のバランスを整えるにはプロのサポートが必要な場合もあります。
当院では、国家資格を持つ施術者が東洋医学の知識をもとに、経絡やツボの流れを見極めた施術を行っています。
お一人おひとりの体質・生活習慣・肩こりのパターンに合わせて、的確にツボを刺激しながら、筋肉と神経のバランスを整える施術を提供しています。
整体・鍼灸と併用することで効果長持ち
当院では、鍼灸・手技療法・整体・ストレッチ指導などを必要に応じて組み合わせることで、肩こりの改善を早め、再発しにくい体づくりをサポートします。
特にこんな方におすすめです:
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手のツボ押しでは限界を感じている
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肩こりだけでなく頭痛・不眠・冷えもある
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その場しのぎではなく根本から体を整えたい
施術後は、**ご自宅でできるセルフケア方法(ツボ・姿勢・ストレッチ)**も丁寧にお伝えしていますので、安心して通っていただけます。
肩こりの根本原因を見極めた上で施術を行います
肩こりは、表面的な筋肉の硬さだけでなく、体の歪み・血流の悪さ・神経の緊張・ストレスなど、複数の要因が重なって起こります。
当院では、初回カウンセリングにて原因をしっかり分析し、根本的なアプローチを行うのが特徴です。
「いろいろ試したけど肩こりが改善しない…」という方は、ぜひ一度、専門家の施術で身体を見直してみてください。
肩こり ツボ 手に関するよくある質問
Q1. 手のツボだけで肩こりは本当に楽になりますか?
はい、正しいツボを継続的に刺激することで、肩こりの軽減を実感される方は多いです。
ただし、慢性化していたり、姿勢の乱れが原因の場合は、ツボ押しだけで完全に改善するのは難しいため、整体や鍼灸との併用が効果的です。
Q2. 右手と左手、どちらのツボを押すのが正解?
基本的にはどちらの手のツボを押しても効果があります。
ただし、症状が出ている側(右肩がこる場合は右手)を優先的に押すと、より実感しやすいケースもあります。
Q3. 何回くらい押せば効果が出ますか?
1日1〜2回、1ツボにつき3セット(5〜10秒ずつ)を1週間続けてみることをおすすめします。
すぐに効果を感じる方もいれば、数日後に「あれ?肩が軽い」と感じることもあるため、継続が鍵です。
Q4. 押しても痛くないツボは効いていない?
いいえ、痛みの感じ方は人によって異なるため、「効いていない」とは限りません。
逆に、痛すぎる場合は強く押しすぎている可能性があるので、心地よい刺激を意識することが大切です。
Q5. ツボ押しにおすすめの道具はありますか?
はい、以下のような道具を使うと、指が疲れにくく、より効果的にツボ押しができます。
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ツボ押し棒(木・シリコン製)
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ペンのキャップやゴルフボール
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ハンドローラーや指圧グッズ
ただし、強く押しすぎないよう注意してください。あくまで「気持ちいい」と感じる強さで使うのがポイントです。
毎日の手ツボケアでつらい肩こりを根本から解消しよう
肩こりは、生活の中でいつの間にか蓄積されるもの。
その不調に気づいたときが、体の声を聞き、ケアを始めるチャンスです。
今回ご紹介した**「手のツボ押し」**は、誰でも簡単にできて、すぐに実践できるセルフケアです。
さらに、当院では鍼灸・整体など専門的なアプローチも組み合わせ、肩こりの根本改善をサポートしています。
「ツボ押しで少し楽になったけど、まだコリが残る…」
「本気で肩こりをなんとかしたい…」
そんな方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。
あなたの体に合った施術と、自宅で続けられるセルフケア法をご提案いたします。
- 肩甲骨はがしとは
- 筋膜リリース
- リバース整体(神経調整×背骨・骨盤矯正×整体)
- リバース鍼灸(神経調整×背骨・骨盤矯正×鍼灸)
- ふたば美容鍼
- 整体に行っても治らなかった方へ
- マッサージへ行っても良くならなかった方へ
- 腰痛
- ぎっくり腰(急性腰痛)
- 長時間の同じ姿勢による首肩の痛み
- 脊柱管狭窄症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 坐骨神経痛
- 腰椎分離症
- すべり症
- しびれ 痺れ シビレ
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 寝違え
- ストレートネック( スマホ首 )
- 肩こり
- 四十肩・五十肩
- 肩の痛み(腱板損傷)
- 首の痛み・頭痛・眼精疲労
- 頭痛
- 偏頭痛
- 緊張性頭痛
- 群発性頭痛
- 眼精疲労
- 猫背
- 顎関節症
- 胸郭出口症候群
- 肋間神経痛
- 膝痛
- 股関節の痛み
- 膝痛(鵞足炎)
- 膝痛(半月板損傷)
- 肘・手首の痛み
- 膝痛(腸脛靭帯炎)
- 外反母趾
- テニス肘(外側上顆炎)
- 手首・親指の痛み(ドケルバン病)
- 手首の痛み(手根管症候群)
- 手首の痛み(TFCC損傷)
- バネ指
- 肘内障
- 足底筋膜炎(足底腱膜炎)
- ふたば小顔矯正
- 姿勢矯正
- 産後骨盤矯正
- O脚・X脚