背中の痛みの場所ごとの原因とは?整骨院が詳しく解説!|豊橋市のふたば接骨院・鍼灸院
2025/06/08 | カテゴリー:トピックス
こんにちは、ふたば接骨院・鍼灸院です。
6月の訪れとともに、初夏のさわやかな空気と梅雨の気配が感じられる季節となりました。気温と湿度が上昇し、身体の疲れやすさを感じる方も多いのではないでしょうか。
この時期は、寒暖差や気圧の変化、室内外の温度差などにより、筋肉がこわばりやすく、背中まわりに痛みを感じる方が増える傾向にあります。特に「背中の真ん中がズーンと重い・痛い」といった症状は、放っておくと慢性化し、日常生活に支障をきたすことも。
本記事では、背中の真ん中に痛みが出る原因やセルフケア方法、整骨院での対処法までをわかりやすくご紹介します。
6月の不調を引きずらないためにも、早めのケアを心がけましょう。
背中が痛む場所別にわかる原因とは?
背中の上部(肩甲骨の上・首の付け根)
背中の上部に痛みを感じる場合、肩こりや首まわりの緊張が原因となっていることが多いです。この部位は、僧帽筋や肩甲挙筋など、首から肩にかけての筋肉が密集しており、長時間のスマホ操作やパソコン作業などによって負荷がかかりやすいエリアです。
「首の付け根が張って痛い」「頭痛とセットで肩甲骨の上がつらい」といった症状は、筋肉の過緊張と血流不良が影響していることがほとんど。
また、ストレスや緊張状態が続くと交感神経が優位になり、肩まわりの筋肉が常に硬くなってしまうケースもあります。
背中の真ん中(肩甲骨の間〜背骨まわり)
肩甲骨の間や背骨の中心部(胸椎付近)に痛みを感じる場合、猫背や巻き肩などの姿勢不良による影響が大きいです。
長時間のデスクワークや運転、うつむき姿勢が続くことで、背中の真ん中にある菱形筋や脊柱起立筋が引き伸ばされて疲労し、張りや痛みが出てしまいます。
さらに、このエリアは呼吸にも深く関わる部位。呼吸が浅くなっている方は、知らず知らずのうちに背中が緊張し、痛みの原因になっていることもあります。
背中の下部(腰に近い背中側)
背中の下部に痛みがある場合は、腰との連動性や骨盤の傾きが関与していることが多いです。
例えば、立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢が続いた後に「背中の下のほうがズキズキする」「起き上がるときに痛む」といった症状がある場合、筋肉の疲労や骨格の歪み(骨盤の前傾・後傾)が考えられます。
また、腎臓や膵臓などの内臓に関係する関連痛が背中の下部に現れるケースもあるため、「違和感が長引く」「痛みが鈍く広がる」ような場合は、整骨院だけでなく医療機関の受診も検討しましょう。
痛む場所によって疑われる疾患や状態
筋肉の疲労・血流不良による痛み
背中痛の最も多い原因は、筋肉の疲労や血流の滞りです。
特に「動いているうちは平気だけど、じっとしていると背中が痛くなる」「肩甲骨の間がズーンと重だるい」などの症状は、同じ姿勢の継続や運動不足による筋肉のコリや硬直が主な原因です。
例えば、長時間のデスクワークやスマホ操作で姿勢が崩れたり、運動不足で筋肉の柔軟性が低下すると、筋肉が酸欠状態となり痛みが発生します。
このようなケースでは、動くと少し楽になる/温めると和らぐという特徴が見られることが多いです。
内臓の不調が関係するケース
「背中が痛い=筋肉が原因」と思いがちですが、実は内臓の疾患が関連している場合もあります。
これは「関連痛(かんれんつう)」と呼ばれ、特定の臓器に異常があると、その情報が神経を通じて背中に痛みとして現れる現象です。
代表的な例
-
・背中の右側(下部):胆のう・肝臓のトラブル
-
・背中の左側(中〜下部):心臓・すい臓・腎臓のトラブル
-
・背中の中央〜上部:胃や肺などの問題が疑われることも
これらの痛みは、深部からくる鈍い痛みが特徴で、動作に関係なく痛む、または安静にしていても痛みが続く場合は注意が必要です。
発熱・倦怠感・吐き気・食欲不振などが伴うときは、整骨院よりも医療機関での検査が優先されます。
神経の圧迫や骨格の歪みによる影響
背骨(脊柱)にある神経が何らかの原因で圧迫されると、神経性の背中痛が発生することがあります。
とくに、胸椎や腰椎の歪み、椎間板の変性、加齢による狭窄などが進行すると、背中だけでなく腕や脚にもしびれが出るケースがあります。
また、背中の骨格が左右どちらかに傾いている場合や、猫背・反り腰などの姿勢不良も、神経や筋肉に負担をかけ、部分的な痛みや違和感としてあらわれます。
こうした状態は、レントゲンやMRIが必要になるケースもありますが、早期であれば整骨院での施術によって姿勢や筋バランスを整えることが改善の第一歩になります。
場所別の背中痛に有効なセルフケア方法
肩甲骨まわりのストレッチ・体操
背中の上部や真ん中の痛みに悩んでいる方におすすめなのが、肩甲骨まわりをゆるめるストレッチや体操です。
この部位は、長時間のパソコン作業やスマホ操作により、肩甲骨が外側に開いた状態になりやすく、菱形筋や僧帽筋が引き伸ばされて緊張しやすくなっています。
おすすめの簡単なケア法
-
・両手を腰に当てて肘を後ろに引く体操(10回)
-
・肩甲骨を上下左右にゆっくり動かす運動
-
・壁に背中をつけた状態で、背中と肩を押し当てる姿勢矯正
これらを1日2〜3回、無理なく続けることで筋肉の柔軟性が改善され、血流も促進されます。
特に朝起きたときや、仕事終わりなど、筋肉が硬くなりやすいタイミングに行うのがおすすめです。
呼吸や睡眠の質を整えるケア
背中の痛みが慢性的になっている方の多くに共通するのが、「呼吸が浅い」「睡眠の質が低い」という点です。
特に背中の真ん中の痛みは、呼吸を支える筋肉(横隔膜・肋間筋)や自律神経との関係が深く、呼吸が浅くなると筋肉が酸欠状態となり、痛みやだるさが現れやすくなります。
セルフケアのポイント
-
深呼吸を意識する(4秒吸って、6秒吐く)
-
寝る前の軽いストレッチで体をゆるめる
-
寝具や寝姿勢の見直し(仰向け+膝下にタオルなど)
これにより副交感神経が優位になり、睡眠の質が高まると同時に筋肉もリラックスしやすくなります。
特に背中の下部に痛みが出る方は、骨盤の角度を調整できる寝姿勢が非常に効果的です。
入浴・温熱ケアの活用方法
背中の痛みには「温めるケア」が非常に効果的なケースが多いです。
慢性的な筋肉の緊張や血行不良が原因の場合、冷やすよりも温めて血流を改善することが痛みの緩和につながります。
おすすめの方法
-
・38〜40℃のぬるめのお風呂に10〜15分入浴
-
・蒸しタオルや温熱パッドを背中の痛む部位に当てる
-
・背中全体をシャワーで温めるだけでも効果あり
注意点としては、炎症や腫れ、熱を持っているような急性期の痛みには温めNGということ。
このような場合は、まずは冷やして炎症を抑えることが先決です。判断が難しい場合は、専門家に相談して適切な処置を選びましょう。
整骨院でできる背中痛の部位別アプローチ
原因に応じた手技療法の一例
整骨院では、背中の痛みの「場所」によってアプローチを変えることが基本です。
単に痛いところを揉むのではなく、その痛みがどこから来ているのか=根本原因を突き止めた上で施術を行うことが重要です。
例えば
-
・背中上部の痛み:首〜肩の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)のリリースと姿勢矯正
-
・背中真ん中の痛み:肩甲骨まわりの筋膜リリース+胸椎の可動域改善
-
・背中下部の痛み:骨盤の位置調整、腰背部の深層筋へのアプローチ
これらはすべて、痛みの出ている「表面」ではなく、深部の筋肉や骨格のゆがみに働きかけることで、再発しにくい身体づくりを目指す施術です。
痛みの場所と姿勢・骨格の関連性
背中痛は、姿勢の崩れや骨格の歪みと密接に関係しています。
たとえば、猫背や巻き肩があると背中上部〜真ん中に負担が集中しやすくなり、反り腰や骨盤の傾きがあると背中下部〜腰に痛みが出やすくなります。
当院では、施術前に姿勢の写真撮影や触診、動作テストなどを行い、どこに負担がかかっているかを可視化。
それにより、施術後も「なぜ痛かったのか」「どうすれば再発を防げるのか」が明確になり、利用者様自身が身体に意識を向けることができるようになります。
当院の施術方針とサポート内容
当院では、背中痛に対して以下のような方針で施術を行っています
-
・一人ひとりの痛みの場所・原因に合わせたオーダーメイド施術
-
・筋肉だけでなく、骨格・関節・神経のバランスも重視
-
・ご自宅でできるストレッチや生活習慣のアドバイス付き
施術後の変化を体感できる方も多く、「長年の背中痛が和らいだ」「疲れにくくなった」というお声を多数いただいております。
また、必要に応じて医療機関との連携や紹介も行っており、安心してご相談いただけます。
背中の痛みは、「ただの疲れ」と我慢せずに、今のうちに根本からケアすることが再発予防の第一歩です。気になる症状があれば、ぜひ当院へご相談ください。
背中痛(場所ごとの違い)に関するよくある質問
Q1. 背中の右側だけが痛いのはなぜ?
A. 筋肉の使い方のクセや、肝臓・胆のうの不調が関係している可能性があります。
多くの場合、利き腕側でカバンを持つ・同じ向きで寝る・片側だけに荷重をかける姿勢のクセが原因です。
ただし、右側に限って強い痛みが続く場合は、内臓からの関連痛(肝臓・胆のうなど)の可能性もあるため、注意が必要です。違和感が続く場合は整骨院とあわせて内科的な検査も検討しましょう。
Q2. 背中の左側が痛むと内臓の問題?
A. 左背部の痛みは心臓・すい臓・腎臓の不調が関係している場合もあります。
とくに胸やみぞおちの圧迫感、左腕への放散痛がある場合は、心疾患が疑われるため緊急性があります。
その他、胃や腸などの消化器系の不調が背中の左側に出るケースもあるため、「筋肉疲労とは明らかに違う痛み」「安静にしていても治らない」場合は一度医療機関を受診してください。
Q3. 痛む場所によって病院と整骨院を使い分けるには?
A. 動作時に痛む場合や姿勢と関連がある場合は整骨院、安静時でも痛む場合は病院へ。
✔ 整骨院が適している症状:
・・姿勢の悪さが関係している
・・ストレッチや入浴で一時的に楽になる
・・動作や疲れたときに痛む
✔ 病院が適している症状:
・・安静時でもズキズキと痛む
・・呼吸や内臓の症状を伴う
・・しびれや熱、倦怠感など全身症状がある
整骨院では判断に迷う場合にもカウンセリングを行い、医療機関への紹介を含めて対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q4. 姿勢の崩れは場所別の痛みにどう影響する?
A. 猫背・反り腰・左右の肩の高さの違いなどにより、痛む場所が変わります。
-
・猫背 → 背中の真ん中〜上部が張りやすい
- ・巻き肩 → 肩甲骨まわりがこりやすい
-
・反り腰 → 背中下部〜腰に痛みが出やすい
姿勢のクセは無意識に身についているため、自分では気づきにくいのが難点です。整骨院では、姿勢分析をもとに痛みの出ている部位との関連性を明確にし、根本からの改善を目指します。
Q5. 市販の湿布や鎮痛剤で対応していいの?
A. 一時的な痛みの緩和には有効ですが、根本的な解決にはなりません。
湿布や鎮痛剤は、急性期の炎症や一時的な痛みに対しては効果的です。しかし、それで痛みが繰り返すようであれば、筋肉の硬さや姿勢、骨格の歪みといった深部の問題を解決する必要があります。
症状が続く、または頻繁に再発する場合は、早めに専門機関での根本的なチェックをおすすめします。
背中の痛みは場所で原因も変わる。早めに対処を
「背中が痛い」とひとことで言っても、痛む場所によってその原因や対処法は大きく異なります。
背中の上部・真ん中・下部、それぞれに関わる筋肉や骨格、さらには内臓や神経との関係まで、正確に原因を見極めなければ、一時的に良くなってもすぐに再発してしまうことが多いのです。
また、湿布や自己流のマッサージだけでは根本改善にはつながらず、症状が慢性化・重症化してからでは改善に時間がかかるケースもあります。
そうならないためにも、「ちょっとした違和感」「繰り返す痛み」を感じたら、早めに専門家へ相談することが何よりも大切です。
当院では、痛みのある部位をていねいに確認し、姿勢や骨格のゆがみ・生活習慣までを総合的に見ながら、痛みの根本原因にアプローチする施術を行っています。
「背中の痛みを根本から改善したい」「もう繰り返したくない」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
痛みのない快適な毎日を、一緒に取り戻していきましょう。
- 肩甲骨はがしとは
- 筋膜リリース
- リバース整体(神経調整×背骨・骨盤矯正×整体)
- リバース鍼灸(神経調整×背骨・骨盤矯正×鍼灸)
- ふたば美容鍼
- 整体に行っても治らなかった方へ
- マッサージへ行っても良くならなかった方へ
- 腰痛
- ぎっくり腰(急性腰痛)
- 長時間の同じ姿勢による首肩の痛み
- 脊柱管狭窄症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 坐骨神経痛
- 腰椎分離症
- すべり症
- しびれ 痺れ シビレ
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 寝違え
- ストレートネック( スマホ首 )
- 肩こり
- 四十肩・五十肩
- 肩の痛み(腱板損傷)
- 首の痛み・頭痛・眼精疲労
- 頭痛
- 偏頭痛
- 緊張性頭痛
- 群発性頭痛
- 眼精疲労
- 猫背
- 顎関節症
- 胸郭出口症候群
- 肋間神経痛
- 膝痛
- 股関節の痛み
- 膝痛(鵞足炎)
- 膝痛(半月板損傷)
- 肘・手首の痛み
- 膝痛(腸脛靭帯炎)
- 外反母趾
- テニス肘(外側上顆炎)
- 手首・親指の痛み(ドケルバン病)
- 手首の痛み(手根管症候群)
- 手首の痛み(TFCC損傷)
- バネ指
- 肘内障
- 足底筋膜炎(足底腱膜炎)
- ふたば小顔矯正
- 姿勢矯正
- 産後骨盤矯正
- O脚・X脚